ASTD Part 3

どうも池田哲平です。

今日から地方巡業。

まずは名古屋。

明日から静岡です。

皆さんは出張は多いですか?

出張の楽しみはなんといっても地場の食事。

またもや太って東京に戻りそうです。


さてASTDのパート3

今日はセッションの中で気になったコメントがあるので共有したいと思います。


それは

「Learning Professionalから見ると明らかに違う課題が存在するのにTrainingで解決しろと言われたらどうするのか」

です。

日本だけかと思っていたら他の国でも一緒。


この質問の本質はこういうこと

「研修・ワークショップ・コーチングを依頼する人が問題の原因を理解していると思っていること」

です。

裏を返せば

「問題の根本原因を理解せずに研修を依頼するケースが多い」

と言う事なのです。


具体的には、


スキルの問題ではないのにスキルアップを図ろうとしたり。

トップの問題なのに中間管理職をいじろうとしたり。

製品の問題なのに営業強化といったり。

サービスの問題なのに営業が悪いので営業強化する。


現象はさまざまです。



こんな時に大事なのは実は


「素直な心」


多くの人が自らが自分のやり方が間違っているかもしれない。

自分が原因のいったんを担っているかもしれない。


などと気づきがあるとほとんどの場合解決するそうです。




ではその人たちに気づいてもらうにはどうしたら良いか。


やはり仕掛けだそうです。


「あなたが悪い」と言われてもそう本人は「そうでしたか」

とは認めないもの。


だからこそ方便や小さなうそでプロセスに引っ張り込むのです。



「新しい課題解決の方法を試したいからちょとだけ時間くれない」

と誘い。


本人に気づきをあたえる仕組みの


Appreciative Inquiry

Action Learning


のセッションに参加させたりするのです。


ちょっとひねった方法が必要なようです。



Learningを起こすには百戦錬磨の作戦が必要なようです。



ではでは


【今日の秘伝】多少騙しても本人に気づきを与えれればLearningは成功