正しい答えを導くには正しい質問を心がける。相手の意図にだまされないためにも・・・

どうも池田哲平です

昨日とはうってかわってどんよりとした冬の天気、こんな日は暖かい鍋でも食べて

ゆっくりとしたいのは私だけではありませんよね??


さて、

「どういうプログラムがあるんですか」

顧客の多くはこの質問を必ずしてきます。

実はこの質問、正しい答えを導き出すことが非常に難しいのです。



もし、会社の成長や変革に必要な仕組みを探しているのであれば、

「競争激化により商品の差別化が難しくなってきています。」・・・・・・1

 商品ではなく担当者の問題解決能力やコンサル能力で当社は差別化をしたいと思っています。・・・・・2

 それに向けて営業部門のスキル強化を図りたいのですが、どう考えていったら上手くいくのでしょうか?」・・・・3


これが正しい質問の仕方です。

1.自分なりの分析・状況判断を簡潔に述べ
2.組織の戦略を簡潔に説明し
3.相手に意見を求める


組織開発・人材開発は一連のプロセスであることをお話しました。



「どんなプログラムがあるのですか」という質問を続けていると研修を提供する企業は

「営業プログラムがあります。」

「リーダーシッププログラムがあります。」


と商品の名称とその内容を伝えるだけに終わってしまいがちです。


組織の現状から導いて問題を解決するのではなく、

手段(プログラムと内容)を実行するかしないかというところに焦点があたってしまうのです。


既存に作られたプログラムは明確な意図があります。


集合研修2日間でそのあとの仕組みがなければ、優秀な2割の人は学んだことを生かし業績をあげれますが

8割の人は何も改善されません。


そうなるとまた研修会社にはこの手法が上手くいかないのであれば、次のプログラムを試してみましょうという

新しいビジネスチャンスにつながっていくのです。


是非とも正しいプロセスと質問をして組織をより良くしていきたいものです。


【今日の秘伝】正しい質問をして組織にとって役立つことを見つける。研修会社の意図にだまされない

ではでは