組織開発の仕事は社長に苦言を言う仕事??
どうも池田哲平です。
昨日とうって変わって今日からは一段と冷えるそうです。
寒暖が激しいと体力を消耗しますから、お体は気をつけて。
こういったときには十分な睡眠に限ります。
ロングスリーパーなみに9時間近く寝ると回復が早い私です。
さて
昨日参加させていただいたOD(Organizational Development)の会合で
多くのコンサルタントや会社のHRD担当者が口を揃えっていっていたことがあります。
「会社の経営陣に勇気をもって言うことができないんです」
など理由はさまざま。
「ODのアプローチは良いことを実感しているのだがそれを伝えられない」
「具体的にどうなるか将来を描くことをできない」
「理論ではわかっているが実体感がともなわない」
などなど。
組織をつくる裏方の仕事だけに理解されないこともしばしば。
気持ちはよくわかります。
しかし、めげずに経営陣と対峙することが我々の仕事だと私は考えます。
会社がこのままだとまずいと思うなら是非ともトップには苦言伝えるべきだと思います。
経営者は自分が決定したことで会社が動くダイナミックさを感じています。
と同時に孤独も感じているはずです。
泥沼にはまる危機を知らせるのが組織の専門家の仕事だと思います。
ただ、伝え方やタイミングを注意しなければいけません。
経営者の価値観に対して組織の専門家のフレームワークをぶつけていくのです。
企業のトップには
「お前に何がわかる」
「そんなことやっている暇はない」
とか言う人がいますが無視してください。
あくまでそれはその発言した経営者の考えの枠組みで発言してるだけです。
組織開発専門家の枠組みからみたら間違っているという主張は必ずすべきなのです。
「このままだと会社は難しい状態を迎えます」
「(できないと思っているのはあなただけ)他のやり方で成功する可能性もあります」
と伝えるべきなのです。
経営者に伝えていくにはいくつかコツがあるのですが・・・・
それはまた別の機会で!
【今日の秘伝】経営者には組織開発専門家の視点でフレームワークを戦わせろ