リストラ・合併・新社長就任 変化したら必ずやらなければいけないこと

どうも池田哲平です。

海沿いの町は風がビュービュー吹いています。

風が吹くと体感温度が数度下がるそうです。

今から3年前にいったロシアではマイナス15度の気温と強風で

クルマとホテル入り口の2メートルが凄く長く感じたのを

思い出しました。


さて

「まだ何をやったらよいのかよくわからないのです。」


これはある企業の部長会議での昇進した部長さんの発言。

不景気による給料の高い外国人が大量に退職した事情による昇進です。

組織をつくりのお手伝いをしていると関わり始めた状態と大きく変化することがあります。

ここで気をつけなければいけないことがあります。

組織が変化しているのにも関わらず、元々の仮説の状態で解決策を実行することがあります。

これは吉とでるか凶とでるかわかりません。


ある企業ではリストラが行われたにも関わらず前年から確保していた予算がしっかりと

あったために研修や育成プランを作成しました。


研修実施日に通常経営陣からあいさつがあります。

この時は、参加者からリストラをしたことと育成を同時にやることの意味を聞かれ

答えられず、研修そのものの実施が紛糾したというケースを見たことがあります。


組織は常に変化するもの。

市場も常に変化するもの。

就業状況も常に変化します。

会社に働いている人が本当に働きたくて働いているのか。

それともやめたら職がないからなんとなく残っているのか。

この状態2つを比較しても大きく違いますよね。


組織は変化しているのですから、診断や状態の観察は1回で終わりにしないこと。

数年前の企業診断の結果で研修や育成計画をつくったら間違いなく失敗します。


【今日の秘伝】環境が変わったら、即組織診断。お金をケチって会社を落とし穴にはめない。