組織に優秀な人材をとどめておく方法

どうも池田哲平です。

今日はWBCの決勝戦

先日韓国にコールドで大勝しました。

イチローをはじめまた大差で勝利し日本の数少ない明るいニュースになって欲しいです。


さて先日ある中小企業の社長が

「可愛いがっていた良い人材が辞めてしまうのだが、それを留める良い方法はないか?」

と言っていました。

良い人材がやめるのは大きく分けて2つの理由。

1.トップの意向についていけない(価値観が違う)
2.家庭環境の変化(実家に帰らなければいけないなど)

2はしょうがないとしてもトップ意向についていけないのはなぜなのでしょう。

なぜ優秀な人が辞めるのか。

それはトップに人徳がないからにつきます。

経営者が働き易い環境を提供していたら仕事をし易い環境を提供していたら社員は辞めません。

とはいいながら辞められることを怖がって自分のもっているリソースやノウハウを与えないのも社員が育たないのです。

経営者が自分のノウハウを渡してそれでも辞められない方法はひとつ。

人間力

先日、書評家でありながらベストセラー作家を沢山輩出している土井英司氏もセミナーで語られていました。

内容は部下にどう仕事をまかせているか。

ノウハウも人脈も知識も全てを部下の方へ引継いでいるとのこと。

それで実力をつけて独立してしまったらどうするかという問いに対しては・・

「優秀な人間が自分のもとから去っていくのは自分がその去っていく人に提供できるものが十分でなかった。」

さらに

「リソースやノウハウを伝授して会社から去られたら自分の徳のなさを自戒しろ。」

とおっしゃっていました。

優秀な人材が去るのも育たないのもトップの責任だということです。

より良い組織をつくっていくためにはトップ自らそれに取組むことしかないようです。


【今日の秘伝】優秀な人材がやめないために自分の人間力を磨く