研修プログラムを作りたい社長のための 「研修の作り方ABC 概略」

どうも池田哲平です。

今日は13日の金曜日

この響き。頭に残りますよね。

1週間は7曜日しかありませんから、必ず周期が巡って13日の金曜日が現れます。

この響きでどれだけ人の心を揺さぶっているかわかりませんよね。

13日の金曜日に信心深くなってキリスト教関連の書籍やグッズも売上があがるとか・・・・(未確認)。

昨年来全世界的な不況で2009年の年明けと共に神社のお賽銭の売上は数十年で最高額。

縁起の良い門松も2年分近く売れたとか・・・。

不況も13日の金曜日マーケティングとして使えるなあと思いました。

さて

「どうやってプログラムを作成するのですか」

これは研修デザイン・プログラムを作りたいと思っている社長の質問。

研修プログラムを作成するのは3つ段階から成立しています。

1.デザイン
2.デベロップメント
3.デリバリー

これを研修をつくるときの3Dと言います。

ではデザインから見ていきましょう。

ここで何をやったらいよいのか

まずは研修で何を達成したいのかの分析が必要です。

ここで作りこむポイントは

1.望むべきパフォーマンスと現状のギャップをあきらかにし
2.研修を実施する組織の学習に対する姿勢のチェック
3.参加者プロファイル、レベル、サイズ
4.コース全体の概略、テーマ、ゴールの設定
5.インストラクション戦略
6.関連部門とのデザインレビュー
7.デリバリーの方法
8.メディアの種類
9.コース全体の評価 成功ポイント

などです。

そして2のデベロップメントでおこなうことは
1.学習目的の設定 測定可能な目的になっているかどうかなど
2.コンテンツとマテリアル作成
3.学習目的にあったコンテンツの決定
  3−1 コンテンツ レビュー
  3−2 インストラクションの方法 演習・ディスカッション・ロールプレイ
4.インストラクター・講師ガイドの作成
5.評価シートの開発

最後のデリバリーで実行することは以下の通りです。

以前のどういったコンサルタントを選んだらよいかでも簡単に触れました。
ここでは研修講師・インストラクターを選択する場合ということで限定してあります。

1.研修講師の選任
  1−1 組織やビジネス形態や関連事項に精通しているかどうか
  1−2 ファシリテーションの経験
  1−3 組織に対する信頼度
2.Train the Trainer の実施
3.研修実施部門からのサポート準備

などです。

それぞれの項目の詳細を作りこみ実施します。

この方にまずお伝えしたのは自分で作ってみること。

そうすると知識が足りなかったり時間が足りなかったりします。

そこで初めて専門家に頼むと何を頼んだら良いかもわかりますよね。

是非ともご自身で研修プログラムつくって見てください。


【今日の秘伝】 作りこみを自分でやってみて足りないところを認識する