緊張をほぐすためにできること

どうも池田哲平です。

今日は天気が良かったので散歩に行きました。

近所ですが余り立ち寄った経験のない阿佐ヶ谷によってきました。

私が阿佐ヶ谷によく行っていたのは高校の友人であるY君と遊んでいた頃。

今から26年前のことです。

駅前は面影を残すものの知らないものばかり。

素通りしていたので記憶の中の風景との違いに驚きの連続でした。

やっぱり見ているようで見ていなかったとあらためて感じました。

皆さんも思い出の町に行ってみては???

さて

「人前で話すのって緊張しませんか?」

これはある会社のIR担当の方が私にたずねてきました。

もちろん緊張します。

会議の前、研修の前、講演の前、プレゼン前、色々な局面で緊張します。

昔と比較すると緊張は少なくなりました。

以前は失敗は許されない完璧であることを主眼において全てにチャレンジしていました。

だから全ての状況において緊張していました。

ただ準備万端で望んで失敗することは仕方ないとなった時から緊張がやわらぐようになりました。

天才バッターと言われるイチローでさえ、成功は30%強。

それを考えたら100%完璧を望むのはおこがましいかなとも思います。

最善をつくしてだめであればある意味しかたないかなとも思います。


コンサルティングや研修でもたった一つの事を伝えるのに沢山の方法を考えます。

先日、「研修の作り方ABC概略」でも若干ふれましたが、あるコンセプトを理解するために沢山の手法を考えます。

あるスキル習得のために

・コンセプト(抽象的な理論)を読んで理解させる
ケーススタディを使って考えさせる
・ロールプレイ(実際の役柄)を演じる
・リアルプレイ(現実のケースに当てはめて)
・ディスカッション
・ペア演習(2人1組)
・インベントリー(テストなどの評価手段)を用いて

など色々な手法があります。

例えばリーダーシップの学習について考えてみます。

私が以前勤務したイギリス系の会社では実地訓練です。

本国ではなく海外(東京や香港)のある部門の責任者をさせてみるのです。

そこで成果をみながら本国やより責任ある地位を任せていたのです。

本番と同じように練習を重ねていくと緊張もとれていきます。

準備をして練習。

練習につぐ練習。

その練習も本番を想定しての練習を重ねるしかないのです。

一番良いのは同僚や上司に練習の場を提供してもらうのではなく第三者の協力をあおぐとさらに効果は増すようです。

コンサルタントやリアルプレイをサポートしてくれるコンサルティング企業の助けをかりて本番さながらの練習を積むのです。

そうすると本番と同じような場数を踏んだことになるので経験値もあがります。

経験があると気持ちがぶれません。

気持ちが落ち着いていると色々な状況に対処できるのです。

営業スキルであれリーダーシップスキルであれ、より短期間で伸ばしていくには経験値を効果的に伸ばすことを考えていくことが一番の近道。

人前で話すのもやはり練習しかないとあらためて思います。

【今日の秘伝】緊張しないようにするには練習につぐ練習を重ねる。

ではでは