不況に生き残るには観察力と思考力
どうも池田哲平です。
この2・3日とても暖かくなって来ました。
関西では桜が咲いたとか・・・。
春らしい季節になってきました。
早くほのかなピンクに染まった町並みをみたいものです。
3月の終わりから4月のはじめに咲く桜は新しい時間も想起させます。
学校の入学、入社。
多くの方が桜を咲く季節に新しい人生のステージに突入していきます。
人生の次のステージにチャレンジしていますか。
さて
「この不況に勝ち残るにはどんな人材をつくっていけばよいでしょうか」
これはある企業幹部が新人研修を準備している状況で聞いてきたこと。
多くの社長が20年後、自分の会社を残すために何をしたら良いのか と考えていらっしゃることでしょう。
どの時代にも生き残るためにどうしたらよいのか。
究極の命題だと思います。
どの時代にも生き残るには
その時代にあった求められている事を提供する。
あたり前のことを愚直に継続する。
これしかありません。
その時代にあった求められている事を提供できる人材とはどんな人でしょう。
それはその人の「独自性」「価値」を理解し市場と向き合える人です。
例えば昨年販売されたAppleのi-phone。
なぜあんなに人気がでたかは その提供する機能やデザイン性、所有することの自尊心を満たす。
たった一つの商品でも独自性・価値を提供しています。
i-phoneと異なるものでは替えがききません。
代替ができない人物・組織が必ず生き残ります。
ではそういった独自性・価値を提供できる能力をつくっていくにはどうしたら良いでしょう。
それは環境を提供するしかありません。
世の中が何を求めているのかをしっかり認識できる観察眼。
わずかな情報から未来を予想できる思考力。
こういった力をつける環境を提供するのです。
そのためには組織内でそういった思考や観察ができるように訓練していくのです。
自分が通勤で使用している駅周辺の環境はどうなったのか。
その駅に住んでいる人たちの年齢層はどうなっているのか。
常に観察することや思考することでその能力はあがってくるのです。
例えばニュースで不況で失業率がアップしたという事実から何をよみとるのでしょうか?
「失業率10%」
確かに悪い数字です。
でもこれは10人のうち9人は仕事についているという見方もできます。
この数字の悪さはどこの産業の失業が起因しているのだろう。
10%という数字は実情を表しているのだろうか?
などと考えていくのです。
時代にあった卓越した人物を輩出するには
思考能力をアップさせる。
観察力をアップさせる。
この二つを徹底的にやっていくしかなさそうです。
【今日の秘伝】時代に求められた人物を育成するには観察力と思考力
ではでは