社長は組織づくりに関わり世界を目指せ!
どうも池田哲平です。
先週の後半は暖かくなっていましたが、またもや寒い天気に。
風も強く成田空港でも貨物機が着陸に失敗。
機長と操縦士がお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りいたします。
この事故で成田がまる1日機能していません。
またもや日本の弱点を露呈しました。
成田に着陸できないフライトは大阪や名古屋に着陸したそうです。
羽田が早く24時間機能して欲しいと思っているビジネスマンは多いはずです。
24時間にできない理由ばかり探しているようです。
24時間にしないことでどれだけの損害を日本経済に与えているか政府の方は試算して頂きたいものです。
さて
「社長は組織開発に関わるべきだと思いますか」
これは私が社長や組織のトップに必ず聞く質問です。
ここで、もし「それは私の仕事でなく現場でやることだ」
という答えがでてきたらとても危険です。
社長の仕事とは会社を事業として機能させること。
機能させるためには会社を構成している「人」を育てることを怠ってはいけないのです。
商品を開発するのも人
その商品を販売するのも人
顧客との関係性を維持するのも人
ITやテクノロジーでこういった事をカバーしたとしてもその仕組みをつくるのも人
人なくしては会社は成立しません。
そのためにも人づくりは社長自らが取り組むべきことなのです。
細部まで関わるということではありません。
事業戦略を実施するにあたってどんな人材が必要なのか、その人材のスキルセットの構築など
大枠の部分には関わって欲しいのです。
当然ながら事業内容や市場によって必要な人材は違います。
どんな人が必要なのかは適切な組織診断を実行しなければなりません。
戦略設定も必要ですし、今後企業をどうするのかのビジョンも必要です。
ではそのビジョンをつくるにはどうしたらよいのでしょう。
それはベンチマークをつくるのです。
ベンチマークがつくれないのであれば業界内での具体的な目標を設定するのです。
「業界で収益ナンバー1」
「一人当たりの収益世界ナンバー1」
など分り易い目標をつくるのです。
ここで問題になってくるのが社長の器の大きさ。
技術も商品も人も育っているのに「地元でナンバー1」と小さくまとまっているとどうなるでしょう。
国際競争になった途端ナンバー1のポジションから落ちていきます。
世界で活躍している企業は必ず具体的な目標を掲げています。
ホンダがまだ小さなバイクメーカーだった時創業者の本田宗一郎は
「世界一を目指そう。世界一になった時には当然日本一になっているから」
といったそうです。
社長の皆様、地元で小さくまとまっていないで世界一を目指しませんか?
【今日の秘伝】社長自ら組織づくりに関わり世界を目指せ!
ではでは