前提を疑って 研修方法や手法を深く考える

どうも池田哲平です。

仕事の段取りが悪く睡眠時間が4時間の日が続いています。

やるべき事と捨てるべき事を整理しましょうと他人には偉そうにいっていますが

自分は中々できないとあらためて反省しております。

組織で仕事をしていても任せれる仕事とそうでない仕事があります。

経営者として「決断する」ということは他人に任せられません。

決断するために必要な情報を集めそれを分析・整理するのに多くの時間が割かれます。

重要な情報を瞬時で見極めるそんなノウハウがあれば即購入したいです。

「まずは前提を疑ってみること」

これはセミナーにて「スタバではグランデを買え」の著者吉本佳生先生から頂いたお言葉。

経済学を分り易い身近な出来事で解説していただきました。


テレビCMは無料で流れている それはなぜなのか?

ある毎日営業する小売業の業績が10月の対前月比が3%上昇した。これは業績回復基調をあらわしているか?

など

世の中の数字の前提に疑いを持ち、自分の頭で考える事が大切だということです。

組織開発の世界も一緒。

世界中の企業が採用していたとしてもそれが会社の状況に沿っているかどうかは分らないのです。

個別の企業の状態で上手くいくこと、上手くいかないことがあります。

それを踏まえた上で経験とアセスメントの結果からより良い方法を選んで実施します。

その実施状況も千差万別。

研修などの仕組みを何年もやっていなくて学ぶことに前向きな企業もあります。

研修慣れしていてその時間だけ無難に過ごせればよいと思っている参加者もいます。

実施に関して協力的な事業本部。

実施に関して非協力的な事業本部と推進したい人事本部。

そういう状態を全て調整して実行するのも組織開発コンサルタントの仕事。

ここで間違ってしまうのが会社の決定事項だからといって無理矢理実行すると上手くいかないケースもあります。

そのためには関連部署や参加に消極的な人をプロセスに関与させるなどの工夫を行うのです。

上手くいったといってもその前提を疑うことは意外に正しい事なのかもしれません。


ベンチマークにしている指標がパフォーマンスに影響しないこともあります。

全ての前提を疑うと疲れてしまいますが、冷静に判断するために必要な考えであることは間違いありません。


導入前に分析した数字・仮説を疑ってみましょう。

前任者が現在実行されている研修やワークショップを導入した経緯を疑ってみましょう。

新しい視点や発見があるかもしれません。


【今日の秘伝】実行されているからってその意図を全て信じず疑ってみる。


ではでは