良い組織に共通するイメージとは

どうも池田哲平です。

SMAPの草なぎ氏が捕まりました。

公然わいせつの罪です。

自動車、洗剤、地デジの広告塔となっている人だけに経済的ダメージは何十億億円になると思います。

草なぎ氏は大人しいやさわやかな印象で広告に起用されていただけにそのブランドイメージの毀損は
将来にも影響を与えます。


将来にかかるブランド毀損は数字で中々表せません。

しかしながら計算できないブランド毀損が企業の屋台骨を揺るがすことがあります。


例えば、レストランや食品メーカー

食中毒患者をだしたらどうなるでしょう。

起訴されたり、来店者(消費者)がいなくなります。

つまりつぶれる可能性もある訳です。


アイドルのファンに対する提供すべきサービスとはなんでしょう。

それは「夢」や「理想の実現」や「理想の恋人像」です。

つまりイメージが売り物。

その売り物が欠陥商品だった訳です。

地デジのポスターの印刷代や広告制作全て総務省管轄。

つまり国家予算(税金)でまかなわれています。

草なぎ氏関連のものは無駄遣いになるということ。



さて今回のイメージ毀損からふと思ったことがあります。

「より良い組織のイメージとは一体どんなものなのだろう。」

組織で仕事をしている読者の皆様も必ず考えたことだと思います。

我々組織開発コンサルタントの仕事はこのイメージを実現を助ける仕事なのです。


どんな会社にしたいのか。

働いている環境はどうであって欲しいのか。

どんな仕事がしたいのか。

会社はどんな機能をはたして欲しいのか。



そんな質問を階層を越えて聞き出します。

トップの意向を会社全体に落とし込むこともあります。

組織の末端の声がトップに届くように仕組みや仕掛けをつくることもあります。


そんな中、数100の会社を見てきて良い組織に共通点を見つけました。


それは組織を構成する人が「自分らしく働ける環境がある」ということ。

これは欧米の会社や日本の企業も共通しています。


その組織で働いている人が自分の属しているその組織を自慢しているのです。


組織の理想的形は個人の満足のもとに成立しているようです。


そんなイメージの会社をひとつでも多くつくりだすことに関われたらこんなうれしいことはありません。



【今日の秘伝】良い組織のイメージは自己実現が可能な組織をつくること